鉋で箸を削り、鉋屑が舞う職人の手元

工房での実際の制作風景

蔵前・大正元年創業

一膳の箸に、
110年の指物の技を。

釘を一本も使わない江戸指物の工房で、伝統工芸士に木を教わりながら、 自分だけの箸を鉋(かんな)で削り出す90分。日本に十人ほどしか残っていない 指物師の手仕事を、間近で見て、触れて、持ち帰る体験です。

1912創業(大正元年)
3代目伝統工芸士 茂上 豊
徒歩5分蔵前駅より
メディア掲載歴
NHK「美の壷」江戸指物編 テレビ東京「アド街ック天国」 TBSラジオ 日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」 NHK時代劇「十時半睡事件帖」時代考証 書籍「ダヤンの路地裏ねこ歩き」(中央公論新社)ほか
指物の技法で作られた木製の家具。継ぎ目が見えない組み手

釘を使わず組み上げた指物家具(ショールーム「杢柾庵」より)

江戸指物とは

釘を使わず、木と木を組む

「指物」の名は、木と木を「さし合わせる」こと、あるいは「ものさし」を使って作ることに由来すると 言われています。見えない部分に「ほぞ」と呼ばれる凹凸を彫って組み合わせるため、見た目は華奢でも きわめて堅牢。江戸時代には武家や商人の調度品として、また歌舞伎役者の楽屋で使う鏡台・化粧箱 (「梨園指物」)としても愛用されてきました。

3代目・茂上豊は、日本に十人ほどしか残っていない江戸指物の伝統工芸士。東京都指定伝統工芸品の 認定に加え、伝統工芸士会などからの表彰も多数。元来華奢でシンプルな江戸指物の特長を活かし、 畳の間に限らず洋間にも自然に溶け込む「小粋モダン」な家具・調度品を手がけています。

体験で使う木材は、カエデ・タモ・ナラなど木目の詰まった硬い広葉樹から、ヒバ・ヒノキなど 柔らかい針葉樹まで、複数の銘木から選べます。手触りや香りを確かめながら、自分の一膳にする 一本を選ぶところから始まります。

体験の流れ

約90分、3つの工程

実際の進行順にそのまま並べています。

色味の異なる複数の銘木で作られた箸が並ぶ
01 — 選定

木を選び、歴史を聞く

カエデ・タモ・ナラ・ヒバ・ヒノキ……木目や香りを確かめながら好みの銘木を選び、江戸指物の歴史を職人本人から聞きます。

約15分
紙やすりで箸の角を仕上げる手元
02 — 制作

鉋で削り、やすりとオイルで仕上げる

四角い木材の角を鉋で落とし、八角形、十六角形と丸に近づけます。やすりをかけ、オイルを刷り込むと木目が美しく浮き出ます。

約60分
布でオイルを塗り込み仕上げる職人の手
03 — 見学

桐箱に納め、ショールームを見学

完成した箸を会津桐の箱に納めたら、茂上氏の作品が並ぶショールーム「杢柾庵」を見学します。

約15分
完成した一膳の箸と会津桐の箱
料金・予約

江戸指物 マイ箸作り体験

¥11,000 税込・1名あたり
  • 開催日:毎週水曜・土曜(不定期)10:00〜11:30
  • 定員:1〜6名(1名から予約可)
  • 完成した箸は、通常販売価格7,700円相当の会津桐の箸箱に入れてお渡し
  • 体験後はショールーム「杢柾庵」も見学可能
  • 参加条件:小学校高学年以上/汚れてもよい服装でお越しください
  • 初めての方も職人が付きっきりで指導
体験した方の声

初めてでも、綺麗に仕上がる

各予約サイトに寄せられた感想の傾向です。

歴史の説明から始まり、木の種類や文化的なことまで丁寧に教えていただき、綺麗に仕上がって満足でした。カンナも想像よりずっと小さく、服も汚れませんでした。

40代女性・初参加

息子の就職・一人暮らしの祝いにと、2人でマイ箸作りを体験しました。息子が野球で使っていたバットと同じ木材もあり、より愛着を感じられました。

50代女性・初参加

出典:otonami・VELTRA等に寄せられた体験記の傾向を要約したものです(逐語引用ではありません)。

アクセス・ご予約

ご予約はお電話で承っています

所在地
〒111-0051
東京都台東区蔵前4-37-10
アクセス
都営大江戸線・浅草線
蔵前駅より徒歩約5分
電話
03-3851-6540
開催日
毎週水曜・土曜 10:00〜11:30
定員
1〜6名(要予約)

体験は少人数制のため満席になりやすいクラスです。日程はお電話にてご確認ください。

03-3851-6540 に電話する
工房の壁に並ぶ、年季の入った鉋の道具棚